ロドリゴ・ドゥテルテ氏がフィリピンの大統領選挙に立候補表明したのは昨年11月。
泡沫候補扱いされていたが、大統領選挙にでたら一番やっかいな人物として知られていた。
じつは泡沫ではない履歴を持つ人物であった。
ロドリゴは法律家であり、大学での指導教官はフィリピン共産党の創立者である。
ダバオの市長として長年ダバオ市政を差配してきたが、この人はフィリピン共産党とチャンネルを持っていて、
そういう関係性があって初めて、ミンダナオ、ダバオで長期市政を差配できたと考えるのが妥当でしょう。
さて、だからといって中国共産党と良い関係になるかはわからない。
中国の狗といわれていたラモス元大統領を香港に派遣して対中国外交をさせている。
これは最大の懲罰ですな、と多くのフィリピナスの方が申されていた。
88歳のラモスに何が出来るか。

1 オバマ大統領が面白い奴と評したロドリゴにとってオバマは過去の人。
結局、「黒い○○コ」と言い放ったロドリゴとオバマ会談はなかった。
オバマ大統領は去る人であるからロドリゴにとってどうでもいい人なわけである。
ロドリゴが待つ人は次期アメリカ大統領。
それはあと50日後くらいにわかる。
HRCの支持するH.R.CかTrumpか。

2 一般論ではH.R.Cが大統領になる。

ヒラリークリントン氏が履歴上大統領候補として優位であろうが、
Trump氏が共和党予備選を勝ち抜いたのは、アメリカ大衆がいわゆるB&B履歴(
the Best and the Brightest)を否定したからである。
最近の選挙予測では、H.R.Cの優位もわずからしい。
H.R.CとTrumpは年齢はほぼ同じ。
ただH.R.C氏の健康問題が浮上してきた。


3 アメリカ中を飛び回る選挙運動。
身体的負担は大きい。

4 副大統領候補が重要です。
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民主党も共和党も常識的な副大統領候補のようです。
ペインさんはハンサムですし、ケインさんはクマのプーさんみたいです。
アメリカは人材豊富です。
それに実利的な国ですから。
ジョンソン大統領は立派な大統領でした。